2020-01-01から1年間の記事一覧

いつもそこから

コメンテーターが女の子にチョコをもらってうれしくない男はいないって笑った。そんなことないよなって声で安心した。わたしは偽善的だったので(たぶんこの表現は間違っている)安心をして、そんなふうに言わなくてもいいんじゃない、って思えた。 不誠実な…

くもり

いつだって平等でいたかった。けれど選択するとは削除することであって、その積み重ねがいつかに繋がっていると祈るしかない。 愛の対岸には殺意だ。ちゃんと殺せ。削除済みのブログに書いてあった言葉を今でもだきしめているのは、それができない生き様だっ…

拝啓・けいおんさーくる

借りパクしたみっともないギターの音で目が覚める。度数だけ高くてまずい酒を飲む。雑魚寝したのがうれしかったんだね、 よかったね。きみは知らないかもしれないけれど、お酒ってほんとうはおいしいんだってさ。 いつか終わる執行猶予をめいっぱい楽しむこ…

ゆうやけはみていない

昼間に聴けなかった分をとり返すみたいにイヤホンを刺している。今月は始めたリズムゲームをやり続けていたけれど、あかるさに耐えられるだけの陽気がなくなってきた。わずかな違和感は活力になるときもあるけれど、自分の差分をじわじわと浸食されるから。 …

追伸

虚言症のひとって、すぐにバレる嘘も平気で言えちゃうんだって。 政治の話に深く立ち入るつもりはなかった。だってわたしは政治で世界が変わると思っていないし。 選挙には行くけど当然、でもそれはある意味免罪符のひとつみたいなものだった気がする。それ…

始業式の気分

毎日が区切りがなくつづいている感じがして、具体的なことがない。平日は文章を書こうと思っていたから火曜日は負債した感情があったけれど、水曜日からは向き合うのもめんどうになってきて、やめてしまった。下書きはまだ残っている。 具体的なことがないと…

人生に一字空けはできない

絵を書くのは楽しい。きのうはずっと絵を書いていた。デッサンなんてさっぱり出来ないし、漫画も書けないけど。 三月がおわって新しくもない四月が来ても、三歳のころみたいに色遊びをして、働き始めてもいないというのに、ゆめの敗北者の矜持もなく、きのう…