始業式の気分
毎日が区切りがなくつづいている感じがして、具体的なことがない。平日は文章を書こうと思っていたから火曜日は負債した感情があったけれど、水曜日からは向き合うのもめんどうになってきて、やめてしまった。下書きはまだ残っている。
具体的なことがないというのはわかりやすいことがなかったというだけで、実際は毎日が地続きだということを、肉薄して感じてしまうだけだと思う。
水曜日からは書く意識もなくなってきて、掃除をしていた。整理整頓は苦手だけれど、磨いたり拭いたりするのはたのしい。
わたしは多分きたない布団でも寝られるけれど、ガラスについたひとつの汚れが気になってしかたがない。思考がせまいから。思考がせまいと、自分が見えている視界だけが全部になる。自分以外のすべてをゆるせなくなって、異端者を見る目を獲得してしまう。
しまうことばかりだと、あらうのがおそくなる。わたしはあらいものをするのがおそい。そうやって、日々のたいせつなことよりも、些細すぎることにばかりめくじらを立てているのかもしれない。いまだにいいねのひとつも押せないし。
金曜日は身体が稼働していなかったので休日はたまご焼きをつくった。返していなかった連絡を返す。土曜日でも日曜でもべつにいいのに。ずっと、めくじらをたてる場所をまちがっている。
https://soundcloud.com/waitingforyouinthedark/sn00fxewjzac
マジごめん/まちぶせ(machibuse)